OpenCV2.4.5をamazon linuxにインストールする方法メモ。
OpenCVが依存しているパッケージのインストール
コンパイラとか必要なものあれこれを一括でインストール。
sudo yum update -y sudo yum -y groupinstall "Development Tools" sudo yum install -y cmake
画像、動画を扱うパッケージをインストール。個別にインストールするのは面倒なので、ffmpeg-develをインストールします。
依存するパッケージが一緒にインストールされるので、結果的に、opencvで画像、動画を扱うパッケージが一括でインストールできます。
wget http://pkgs.repoforge.org/rpmforge-release/rpmforge-release-0.5.2-2.el6.rf.x86_64.rpm sudo rpm -ivh rpmforge-release-0.5.2-2.el6.rf.x86_64.rpm sudo vim /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo # 下記の内容をそのままペースト [base] name=CentOS-6 - Base mirrorlist=http://mirrorlist.centos.org/?release=6&arch=x86_64&repo=os enabled=0 gpgcheck=1 gpgkey=http://mirror.centos.org/centos/RPM-GPG-KEY-CentOS-6 # ペーストする部分ここまで sudo yum install -y --enablerepo=base ffmpeg-devel
マルチコアアーキテクチャ上でOpenCVを効率よく動作させるためにはIntel TBBのインストールも必要です。「Intel TBB(Threading Building Blocks)をamazon linuxにインストール」このページを参考にインストールしておいてください。
OpenCV本体のインストール
TBBのインストールが必須な点に注意してください。TBBがインストールされていないと、echo $TBBROOTに失敗します。
wget http://downloads.sourceforge.net/project/opencvlibrary/opencv-unix/2.4.5/opencv-2.4.5.tar.gz tar zxvf opencv-2.4.5.tar.gz cd opencv-2.4.5 mkdir release cd release cmake -D WITH_TBB=ON -D TBB_LIB_DIR=`echo $TBBROOT`/lib -D TBB_INCLUDE_DIR=`echo $TBBROOT`/include -D BUILD_EXAMPLES=YES -D CMAKE_BUILD_TYPE=RELEASE -D BUILD_NEW_PYTHON_SUPPORT=NO -D WITH_1394=OFF ../ make sudo make install
サンプルの実行
めんどいのでまた今度…。「Linux で OpenCV バージョン 2.4.5 のダウンロードとビルドとインストールとテスト実行」このページに他の方が書いたサンプルコードがあるので、OpenCVの実行までやりたい方は参考にしてみてください。
まとめ
なんとなく勢いでamazon linuxにOpenCVをインストールしてみましたが、c++の開発はvisual studioを使うので、(少なくとも今の私には)あんまり意味なかったかもです…(^^)
参考リンク
Intel TBB(Threading Building Blocks)をamazon linuxにインストール
Linux で OpenCV バージョン 2.4.5 のダウンロードとビルドとインストールとテスト実行