re:Work - Guide: 募集要項の書き方

2015年12月04 00時46分

re:Work - Guide: 募集要項の書き方

Googleが公開しているre:Work - Guide: Create a job descriptionのざっくり翻訳です。

ざっくりなので、ところどころ意訳があります。また、翻訳の間違いがある可能性もあります。正確な情報を知りたい場合は原文をご確認ください。

画像はここから引用

募集要項の書き方

募集職種の責任範囲と要件を明確にすることは、その募集職種に求める組織上、役割上の期待を満たす候補者を惹きつける手助けとなるでしょう。

イントロダクション

re:Work - Guide: Create a job description > Introduction

募集要項は、潜在的な採用候補者が目にする、あなたの会社についての最初の情報です。とても重要で勝負どころとなる要素です。どのようにすれば、候補者に、十分に募集職種について理解してもらえるでしょうか。どのようにすれば、適切に会社の魅力をアピールすることができるでしょうか。

公開されている募集職種はすべて、あなたの会社を表す情報の一部と見なされます。正しく書かれた募集職種には、あなたの会社のカルチャーがどんなものなのか、あなたの会社のゴールは何なのか、なぜあなたの会社で働くべきなのか、が分かりやすく書かれているべきです。

その一方で、ある研究では、多くの募集要項は、その募集職種の役割や職種間の差異の説明に失敗しているという結果がでています。

募集職種の役割と要件を定義する

re:Work - Guide: Create a job description > Define the role and qualifications

グーグルでは、募集要項のコンテンツを4つのカテゴリーに分類しています。領域、役割、責任範囲、募集要件です。グーグルやその他のユーザースタディーでは、大きな粒度(例：この会社はどんな会社？)から始まり、小さな粒度(例：この職種の社員は毎日どういう役割をこなしている？)の情報を書いていくことがベストな募集要項の書き方であるという結果がでています。例えば、グーグルがソフトウェアエンジニアの職種を募集していたなら、その募集要項は次のようなものになるでしょう。

1. 領域(Area)：あなたの会社のミッションと目的について書く。(例：グーグルのミッションは、…)

2. 役割(Role)：候補者に直接話しかけるような文章を2〜3個書き、(例：あなたはグーグルのコアチームのメンバーとなり、ハイクオリティなモバイルアプリ、サービスを開発するエンジニアプロセスの、…)そのポジションの人物が日々何をやっているのかをシェアしましょう。

3. 責任範囲(Responsibilities)：その募集職種に紐付いた具体的な達成事項のアウトラインを書く。(例：先進的で自動化されたテストフレームワークのデザインと実装を行い、…)

4. 募集要件(Job qualifications)：学歴、経験、スキルなど必須の要件を具体的に書く。(例：C++/Javaは必須の、…)

採用チームが募集職種のアウトラインを適切に把握できたら、採用マネージャー、チームメイトや他の誰でもいいので、その募集職種の役割、期待、会社全体とどのようなつながりを持つのかを適切に説明できる人と話す機会を持ちましょう。そうすることで、募集職種を公開するために必要な、残り2つの重要な要素である、必須要件、推奨要件を決めましょう。

・必須要件とは、その募集職種に応募する候補者が必ず満たしているべきな基本的な要素のことです。(例：学位、業務経験)

・推奨要件とは、候補者が満たしていることが望ましい要素です。必須要件よりは定性的な書き方になることが多いです。(例：熟練した説得力のあるコミュニケーション能力、ティーチング経験)