ツイッターAPI1.1になることで開発者や研究者が困りそうなことメモ。
ツイッターAPIが1.1になることで取得しづらくなるデータをまとめました。ツイート分析おもしろ系Webサイトや、ツイートを集めて分析する人たちにとっては、総じて不利な変更になっています。
「自分がした公式RT一覧」が簡単には取得できなくなります
公式RT関連のAPIは大量に廃止されます(参考)。その結果影響が大きなそうなのは、「自分がした公式RT一覧」が専用APIで取得できなくなることです。
代替手段として、「自分のツイート一覧(statuses/home_timeline)」から公式RTを抜き出すことで、同じことを実現することはできます。
「公式RTされた自分のツイート一覧(statuses/retweets_of_me)」は従来通り使えます。
「あるツイートを公式RTしたユーザー一覧(statuses/retweets/:id)」は、今までは全員取得できましたが、API1.1になると最初の100人しか取得できなくなります。ツイートを集めて分析する系のことをしている人には影響が大きそうです。
ここで挙げたAPIは全て15回(15分あたり)しか使えないです。
「フォロー・フォロワー一覧」の取得が難しくなります
以下の項目は全て15回(15分あたり)の制限が加わりました。特定のユーザーの情報を大量に集めて分析する系のサービスには総じて不利な変更になっています。
ツイート(statuses/home_timeline)
メンション(statuses/mentions_timeline)
フォロー(friends/ids)
フォロワー(followers/ids)
お気に入り(favorites/list)
自分が入っているリスト(lists/memberships)
例えば、「研究目的で、一人のユーザーの認証を使ってたくさんのユーザーの情報を集める」みたいなことが難しくなります。
ツイートの収集に関してはStreaming APIである程度代替できますが、フォロー・フォロワー一覧の取得は難しいままです。
参考リンク
結局、Twitter API 1.1で何が変わる? 5つのポイント
まとめ
大量のユーザー情報を集めて分析している人にとっては大変な変更になりましたね。頑張って対応しましょう…。