Amazon ELBで表示されるメトリクスの意味メモ。
ELBで見れる指標と意味
引用部分は公式ドキュメント(PDF)からの引用。
Average Latency
平均レイテンシ。
リクエストが、ロードバランサーから退去した後、対応するレスポンスを受け取るまでの経過時間。
Sum Requests
リクエスト総数。
ロードバランサーによって処理されたリクエストの数。
Sum ELB HTTP 4XXs
ELBによって生成された4XXエラーの総数。HTTPCode_ELB_4XXのこと。
Elastic Load Balancing によって生成された HTTP レスポンスコードのうち、4xx(クライアントエラー)であるものの数。
SUM ELB HTTP 5xxs
ELBによって生成された5XXエラーの総数。HTTPCode_ELB_5XXのこと。
Elastic Load Balancing によって生成された HTTP レスポンスコードのうち、5xx(サーバーエラー)であるものの数。Elastic Load Balancing によって 5xx エラーが生成される原因としては、バックエンドインスタンスが登録されていない、正常に動作しているバックエンドインスタンスが 1 つもない、リクエスト速度が Elastic Load Balancing のその時点での処理能力を超えている、が考えられます。このレスポンス数には、バックエンドインスタンスによって生成されたレスポンスの分は含まれていません。
Sum HTTP 2XXs
インスタンスによって生成されたステータス2XXの総数。HTTPCode_Backend_2XXのこと。
バックエンドインスタンスによって生成された HTTP レスポンスコードのうち、2xx(成功)であるものの数。
Sum HTTP 4XXs
インスタンスによって生成されたステータス4XXの総数。HTTPCode_Backend_4XXのこと。
バックエンドインスタンスによって生成された HTTP レスポンスコードのうち、4xx(クライアントエラー)であるものの数。このレスポンス数には、Elastic Load Balancing によって生成されたレスポンスの分は含まれていません。
Sum HTTP 5XXs
インスタンスによって生成されたステータス5XXの総数。HTTPCode_Backend_5XXのこと。
バックエンドインスタンスによって生成された HTTP レスポンスコードのうち、5xx(サーバーエラー)であるものの数。このレスポンス数には、Elastic Load Balancing によって生成されたレスポンスの分は含まれていません。
ELB自体がステータスコードを返すのはどんな時か
ELBはバックエンドのインスタンスへリクエストを流すだけなので、ELB自体がステータスコードを返すのは特殊な場合です。例えば、バックエンドへのリクエストがタイムアウトした場合等はELBがステータスコードを返します。
どういう時にELBがステータスコードを返すのか既に書いているブログがあったのでそのリンクを貼っておきます。