(翻訳)エンゲージメントの高いユーザーを増やすためのGrowth Hacking指標

Growth hacking: leading indicators of engaged usersのざっくり日本語訳です。



要旨


上記の記事をざっくり翻訳してみました。抜粋かつ意訳もあるので、原文とはニュアンスが異なるところがあるかもです。


正確な意味を知りたい方はぜひ原文を読んでみてください(^^)



各社が注視しているGrowth Hacking指標


Facebook、Twitter、LinkedIn、Zynga、Dropboxのユーザー獲得チームがスピーカーとして登壇する、Growth Hackers Conferenceに参加してきました。


主要なテーマの一つは、「engaged userになるユーザーを見つけるための先行指標は何?」というものでした。各社ともその指標の改善に取り組んでいるようです。


各社がどのように先行指標を考えているのかご紹介します。


Facebook

アカウント登録してから10日以内にフレンド数が7人に到達すること。


Zynga

新規登録から1日後のリテンション。


Dropbox

少なくとも一つのファイルを一つのデバイスから共有すること。


Twitter

特定の数のユーザーをフォローしているユーザー数や、それらのユーザーがフォローバックする割合。



リーディングインディケーターの特徴


様々なリーディングインディケーターがありますが、それらは以下の3つに分類できます。


ネットワーク密度

ある特定の期間につながった友人数など


コンテンツの投稿

Dropboxのフォルダに加えられたファイルなど


訪問頻度

1日後リテンションなど


登壇者「施策を決定づける1つの指標と、その他の複数のKPIを追いかけることがGrowthチームにとって重要です。」


登壇者「施策を決定づける指標は具体的であることが重要です。さらに、ファンネルにおいて早期のステージのユーザーが比較的重要です。何故なら、早期のステージのユーザーほど、後々への影響がでかくなるためです。最終的な離脱数を減らすためにも、できるだけファンネルの上部に近いリーディングインディケーターを見つけるのが重要でしょう。」



ツイッターとフェイスブックにおけるアクティブユーザーの定義


ツイッターでは、アクティブユーザーを以下の二通りに分けて定義しています。


通常のアクティブユーザー

直前の28日に少なくとも一回タイムラインを見ているユーザー。


コアなアクティブユーザー

直前の28日に少なくとも7回タイムラインを見ているユーザー。



以前のフェイスブックでは以下の4つの項目に注目していました。


獲得

ユーザーの獲得方法。


アクティベーション

可能な限り早くユーザーに「あっと驚く体験('Aha' moment)」を経験してもらう方法。


エンゲージメント

できるだけ頻繁にその製品のコアバリューを体験してもらう方法。


バイラリティ

ユーザーに口コミで広げてもらう方法。


登壇者「プロダクトの価値を感じるような『あっと驚く』体験を、ユーザー登録から可能な限り早く経験してもらうことが重要です。このような体験を、理想的には毎分、毎秒単位で計測するとよいでしょう。」


著者プロフィール
Webサイトをいくつか作っています。
著者プロフィール