リアルタイムログ可視化をmaptailでやってみた

リアルタイムにアクセスログを可視化するmaptailを動かしてみた。そのメモ。


maptail
画像はmaptailのgithubより引用


maptailを動かす手順メモ


実際に動いているデモはここ

アクセスログの内容がリアルタイムに可視化されていきます。

maptailのデモ


ダミーアクセスログの自動生成にはapache-loggenを利用させていただきました。このプログラム最高に便利です!

単にログを生成し続けるとログが大きくなりすぎるし、ローテートするとinode番号が変わってしまうので、以下のように強制的に空にしています。


# crontab -lの結果
# 毎分強制コピー
*/1 * * * * /bin/cp -f /dev/null test.log

maptailのインストール手順を書きます。


yum install git
git clone git://github.com/creationix/nvm.git [cloneしたファイルの置き場所]
cd [cloneしたディレクトリ]
source ./nvm.sh

# node.jsのインストールに必要
yum install gcc-c++
yum install openssl-devel

# もしgcc-c++, openssl-develがないとこのエラーがでる
# Checking for program g++ or c++          : not found
# Checking for program icpc                : not found
# Checking for program c++                 : not found
# 
# Checking for library dl                  : not found
# Checking for openssl                     : not found
# Checking for function SSL_library_init   : not found
# Checking for header openssl/crypto.h     : not found

# 初回はコンパイルにけっこう時間がかかる
nvm install v0.6.8

# せっかくなので違うバージョンもインストールしてみる
nvm install v0.8.9

# インストールしたnode.jsのバージョン切り替え
nvm use v0.6.8

# node.jsのバージョン番号を表示して確認
node --version

# maptailのインストール
# gはグローバルオプション。これがないとカレントディレクトリへのインストールになる
npm install -g maptail

# maptailの起動
tail -f [アクセスログファイルのパス] | maptail -h [自分がmaptailを起動するWebサーバのホスト名] -p [使いたいポート]

[自分がmaptailを起動するWebサーバのホスト名]について

自分がmaptailをインストールしたサーバーのホスト名。ドメイン名がなかったらIPアドレスでも可能なはず。



用語の解説


maptail

アクセスログをリアルタイムに可視化するWebアプリケーション。


node.js

JavaScriptで書かれたWebサーバー。


nvm

複数バージョンのnode.jsを管理するツール。


npm

node.js用のパッケージ管理ツール。



参考にしたサイト


Node.jsとnvmを初めてインストールするときのハマりポイントと対策

http://d.hatena.ne.jp/mollifier/20110221/p1



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